クラブ悲願となる初のプレミアリーグ優勝に近づいているリヴァプール。

そうした中、元祖ワンダーボーイであるマイケル・オーウェンが古巣について語った。神童だったオーウェンはレッズ時代にこんな衝撃ゴールを決めている。

キレとスピードがえげつない…。フィニッシュの落ち着きも半端ない。

そのオーウェンは2004年にリヴァプールからレアル・マドリーに移籍するも、1年後にニューカッスルへ加入。さらに、晩年にはリヴァプールの宿敵であるマンチェスター・ユナイテッドでプレーした。

『Daily Mail』によれば、こう明かしたという。

マイケル・オーウェン

「ニューカッスル時代にアンフィールドに戻った時にブーイングを聞くのはつらかった。

ラウンジで泣いた、誰も見なかったことを願うね。

あなた(ジェイミー・キャラガー)は助けてくれたけれど、長年の拷問を受けてきた。妻と別れるようなものさ。

自分を責めることしかできない。レアル・マドリーにYesと言ったからね。

まだリヴァプールを愛している。今でもクラブで愛されているあなた(キャラガー)とは違う。

自分もあなたみたいだった。でも、(自分に対する)意見は真っ二つだ。1年だけいなくなって、突然全てがダメになったと考えられているからね」

「Kopの辺りを歩くと、『この忌々しいマンチェスター野郎』などと言われる。今もそういうものに耐えている。物凄く傷つく。

そういうものに長年殺されてきた。傷は決して癒えないだろう。

自分の心にあるものについてはどうすることもできない。悲しいことにそれは自分にとって素晴らしいことだろうからさ。

『気にしない』と言えれば、素敵で平和な生活を送れるだろう。でも、問題は自分だ。

自分のクラブがどこかは分かっている。でも、自分がしたことは変えられない。自分で決断を下した。誰も責められない」

「(退団した2005年に起きたリヴァプールのCL制覇について)

マドリッドのリビングで試合を見た。ウソを言うつもりはない。ものすごく複雑な気持ちだった。

自分とあなた(キャラガー)、Stevie(ジェラード)は一緒に成長したんだ。

だから、同僚たちがハッピーであるだけでなく、非常に大きな役割を担ったのを見るのは素晴らしいことだった。

でも、自分はリヴァプールを去った。リヴァプールが嫌いになったからではなく、手短な新しい経験とひとときの浮気のために。

そして、(CL優勝は)自分が去ったときに起きた。

『Oh my god』って感じだった。複雑な気持ちにならずにはいられなかった」

愛するリヴァプールで憎まれる対象になってしまったことに心を痛めているようだ。

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