中国の武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が、世界的に感染を広げている。
すでにここ日本でも「中国への渡航をしていない人物に罹患者が発生している」というニュースが伝えられている。その予防のポイントも話題に。
日本でも気をつけねば…。
そして、それによって大きな影響を受けているのが女子サッカーの東京五輪アジア予選。
本来は中国の武漢で行なわれる予定だったが、それが中止されて北京に移され、さらにAFCが感染を懸念してオーストラリアのシドニーでの開催を決めたのだ。
そして、もともとは2月3日に開幕予定だったものの、『BBC』によればそれがさらに延期されることになったとのこと。
その理由は、オーストラリアに到着した中国の女子代表チームが、検査のために2月5日までホテルで隔離されることになったからだ。
今のところはチームに何らかの症状が出ている者はいないものの、ウイルスの潜伏期間が最大7日間と考えられているため、それまでは感染の可能性があるためだ。
オーストラリアサッカー連盟は「すべての選手、役員、ファンの安全こそが最も重要である」と宣言し、確実に感染を防ぐという思い切った手段に出たようだ。中国側もそれに協力し、誰かが病気の兆候を見せた場合は即座に報告を行うことを約束しているという。