トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンはチェルシーとのダービーで一発退場処分を食らった。問題とされたシーンがこれだ。
アントニオ・リュディガーを足で蹴り上げている…。
スパーズのジョゼ・モウリーニョ監督はレッドカードはおかしいとしつつ、「主審はリュディガーにイエローカードを出さなければいけないし、ソンのリアクションは攻撃的なものではない。リュディガーは肋骨を折って病院に行ったか?私が愛するプレミアリーグにはリュディガーがやったことを受け入れる余地はない。立ち上がり、男らしく振る舞う。それがプレミアリーグだ」などと述べていた。
『BBC』によれば、チェルシーのフランク・ランパード監督はリュディガーに疑問を呈したモウリーニョに反発したようだ。
フランク・ランパード(チェルシー監督)
「私はToni(リュディガー)を断固として擁護する。
Toniが試合後に大事なこと(人種差別)についてポストしなければならなかった時に、彼の誠実さを疑ったことには間違いなく失望した。
解説や試合後の分析で私が聞いたのは、ソンの件はレッドカードだったということだ。
あれは残忍なものではなかったが、今日ではレッドカードに値する衝動的なものだった。
そうだったのは相当に明らかだった。Toniの誠実さに疑問はないだろう」
チェルシー時代は師弟関係にあったランパードとモウリーニョ。試合前にはにこやかに握手も交わしていたが、この件についての意見は対立しているようだ。