レッドブル・ザルツブルクに所属する日本代表FW南野拓実。リヴァプールへの移籍がほぼ決まったと現地では伝えられている。
その南野がリヴァプール相手に突き刺した一撃がこれ(以下動画35秒~)。
アンフィールドを黙らせる会心の一発!
『Liverpool Echo』では「リヴァプールの1月の最初の補強はほぼ確定」として南野を特集。ジェイドン・サンチョの代役としてはパーフェクトだとしている。
その内容をざっくりまとめてみる。
『Liverpool Echo』
「サンチョはすでに欧州中に名を知られている大スターだ。だが、クロップのチームにとっては南野のほうが理に叶っている。
2人は多機能な役割を果たすことができる非常にバーサタイルなアタッカーだ。
サンチョはほぼサイドが主戦場で、右からカットインしてシュートを狙える左にいることが多い。
しかし、南野はバーサタリティではレベルが上だ。3トップのどこでもプレー可能。また、攻撃的MFだけでなく、3人の中盤の8番もこなせる。
(ボールを持った時は素晴らしい)サンチョだが、サイドからのものが多い。
2人とも得点するだけでなく得点チャンスを作り出すこともできる。
南野はサンチョよりもアシスト数は少ないが、(データ上は)よりよい決定機を作り出している。
バーサタイルな南野だが、今季はより中央寄りな役割で起用される傾向にある。
それは、ラストパスやシュートで終わるシンプルなプレーよりも、ゴールにアプローチするビルドアップのプレーを頻繁に調節していることになる。
南野は両者(サラーとマネ)のカバーとして機能する能力を持っている。
だが、それと同時に3トップのなかで最も置き換えるのが難しいであろうロベルト・フィルミーノのスキルセットを複製することもできる」
破格の移籍金がかかるサンチョに比べてお手頃な価格であること、そして中央でもプレーできる点が評価されているようだ。
また、「リヴァプールの唯一無二である9番(フィルミーノ)との類似性を持っている」ことでサンチョを上回るかもしれないとも。フィルミーノの代役になれそうな点も評価されている。