今季、UEFAチャンピオンズリーグで初めてプレーした日本代表FW南野拓実。
レッドブル・ザルツブルクの一員として、王者リヴァプール相手にゴールを奪うなど欧州最高峰の舞台で確かな存在感を見せた。アンフィールドを黙らせた一撃がこれだ(以下動画36秒~)。
まさに会心の一撃!
その南野をリヴァプールが獲得するのではないかという噂が流れている。そうした中、ユルゲン・クロップ監督が日本人選手について語った。
『Liverpool Echo』によれば、「なぜここにいるんだい?もっとたくさん会うようになるかもね!」と日本人記者に対しておどけつつ、こう述べたという。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「(日本人選手とともに働くのはどうだったか?)
南野については話さない。香川真司について話す!
私は大好きだね。偉大であり、スマートでもある!
香川真司とともに働くのが大好きだった。
彼はこれまでのところ私にとって唯一の日本人選手だ。
素晴らしい経験だったよ、シンジに会うまでは日本人選手について全く知らなかったからね。
ビデオを見て彼を獲得することにした。(香川に)100パーセントの確信があったわけではなかった。
彼が初めて練習に参加した時、ロッカールームでコーチ陣全員とハグをしたんだ。
Oh my God、なんてスーパーな選手なんだ。それがシンジとの時間だった。
あなたは私よりも彼を知っているだろう。
彼の姿勢は素晴らしい。ワークレートも素晴らしい。スマートなフットボール、賢いテクニック。本当にダイナミックで本当にいい人間さ。
違ったシステムに適応しようとすることは素晴らしい経験だよ。
私はいまだに彼のキャリアをチェックしているし、彼がどうやっているかを把握しようとしている。
(日本人選手と働くのは?)素晴らしい経験さ」
これ以上ないほどに香川について絶賛していたようだ。
一方、南野については現時点で言えることはないとしつつ、「とてもいい選手だとは言える。だが、私が望んでいたよりもはるかにいい選手がザルツブルクには数人いた」とも述べていたとのこと。