1月のマーケットでリヴァプールに移籍する可能性が高まっている日本代表MF南野拓実。
先日はそのリヴァプールとチャンピオンズリーグで対戦。ゴールこそなかったものの、この絶妙なヒールパスはまさに「巧」だった!
移籍金はおよそ725万ポンド(およそ10.6億円)に設定されているようで、近年ではかなりお買い得な取引になりそうだ。
『Mirror』は「リヴァプールがなぜ南野拓実を欲しがるのか」という考察を掲載している。
「南野拓実はユニークな選手だ。ウイングになる前はセンターフォワードとしてプレーしていたが、このポジション名は彼を定義しないものだ。
以前はロベルト・フィルミーノと比較されていた。偽9番、10番、伝統的9番、インサイドFWとしてプレーできる完全なアタッカー。
クロップ監督は最初フィルミーノのバックアップとして彼を使う可能性が最も高いが、中盤の中心にすることも考えているかもしれない。
魅力的な特徴である『攻撃性』を確認した。相手の選手に嫌がらせをし、ディフェンダーの選択肢を狭める意思のことだ。それこそ『ゲーゲンプレス』である。
リヴァプールと対戦した先日の試合を振り返れば、南野拓実のエネルギーがそこに表されていた。
彼のスタイルはディフェンダーをパニックに陥らせ、性急なパスを誘発させていく。クロップが言う『ヘビーメタルフットボール』のようなものだ。
クロップはしばらく前から3トップをローテーションできる選手を探していた。しかしフィルミーノはユニークな選手で、そのポイントに苦労していた。
南野拓実という存在で、クロップはようやくそれを見つけたのかもしれない」
長期的な戦いを考えれば3トップのローテーション要員は必要だが、フィルミーノに代わる選手が今までいなかった…そこに南野拓実が合致するのではないかという考察である。
もちろん「極東アジア地域でのプレゼンスが上昇する」という点についても言及されており、ビジネス面でも好影響をもたらすかもしれない。