佳境を迎えているEURO2020予選。2016年のEURO、2018年のW杯で出場を逃したオランダ代表も久々となるビッグトーナメント出場を決めた。
リヴァプールMFジョルジニオ・ワイナルドゥムも復活を遂げたオランダのなかで重要な存在となっている。代表公式ツイッターによれば、彼はこんな言葉を口にしていたという。
ジョルジニオ・ワイナルドゥム(オランダ代表MF)
「代表での僕らはワンチームだし、(肌の)色を見ていない。
僕らは人々のために、このオレンジのユニフォームのためにプレーしている」
現在オランダでは2部リーグでの人種差別事件が問題となっている。かつてオランダ代表も人種によってチームが分裂することがあったが、今のチームは「ワンチーム」だと述べていたという。
そのうえで、ワイナルドゥムは人種差別事件を強く批判。
「もし僕らにあのようなことが起きたらピッチを去る」としつつ、もはや選手には手に負えない社会的な問題であり、政治が取り組むべきものとも口にしていたようだ。