かつてアーセナルやバルセロナでプレーした元フランス代表FWティエリ・アンリ。
彼がジェイミー・キャラガーのポッドキャスト配信『The Greatest Game』に登場して様々な話題を語ったようだ。『So Foot』によれば、「5人で組む理想のチームは?」というのが最後の質問だったそう。
「レジェンドだけで選ぶよ。付き合いのある選手でチームを組むのは難しすぎるから」と言ったアンリ。
選出したのは、ペレ、ディエゴ・マラドーナ、ヨハン・クライフ、フランツ・ベッケンバウアー、そして、ミカエル・ラウドルップの5人だったそう。
ティエリ・アンリ
「理解できないんだ。過小評価されている選手がいるとすれば彼だね。
フットボールを語り、深く理解している人なら、その本当の価値を分かっている。
だが、どの10番が最もゴールしたかを聞かれても、ほぼ誰も覚えていない。
ラウドルップはモンスターだった。
Youtubeにある彼のビデオを月に最低2回は見ているよ(笑)。
自分にとってフットボールで最も美しいのは、GKに向かって走るパートナーへのパスだ。
彼は最高の10番だった。10番はチームをプレーさせる人物を意味する。
これまでの10番を背負った多くの選手はゴールしか考えていなかった。
ラウドルップは…私の神だ。彼のパスはね」
バルセロナとレアル・マドリーでも活躍したラウドルップは、1996~97年にヴィッセル神戸でプレーした元デンマーク代表MF。アンリは彼のシルキーパスに魅力されていたそう。
そのラウドルップがバルサ時代のエル・クラシコでやったロマーリオへのスーパーアシストがこれ(以下動画1分59秒~)。
これはウマいを通り越して憎らしい…!GKを葬り去るノールックパスは圧巻と言うほかない。よく見るとまだ若いペップも大喜びしている。
なお、アンドレス・イニエスタも最高の4人という企画のMF部門でラウドルップを選出している。