今季セリエAに戻ってきたマリオ・バロテッリが人種差別騒動に巻き込まれている。

エラス・ヴェローナ戦で突如スタンドにシュートを打ち込み、試合中にもかかわらずピッチから立ち去ろうとした。そのシーンがこれ。

まさにブチ切れ…。

バロテッリは必死の説得を受けてプレーを続行したが、試合後も騒動は続いている。

ヴェローナウルトラスグループのトップが「バロテッリがイタリア人なのは市民権があるから。だが、彼が本当のイタリア人になることは絶対ムリ」などと発言。バロテッリはこれに猛反発し、ヴェローナもこの人物を10年間の出入り禁止にした。

ただ、『Gazzetta dello Sport』によれば、被害を受けた側であるはずのバロテッリが訴えられるかもしれないという。

ヴェローナの地元議員たちが市議会に対し、法的措置に出るよう訴えたそう。4人の議員が「名誉を棄損することでヴェローナを攻撃するサッカー選手(バロテッリ)やそういう人間に対して、市長と法務部は法的措置に出るべきだ」という動議を出したとのこと。

バロテッリはスタンドから人種差別的罵声があったと訴えているが、ヴェローナの監督らはそれを否定。動議には「ヴェローナが批判されるのは不当」とも綴られているというが…。

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