今年2月、マンチェスター・ユナイテッドは「アカデミーに所属しているDFマックス・テイラーが癌に侵されていることが判明した」と発表した。

テイラーは2014年にマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーへ加入した選手で、2016-17シーズンにリザーブでデビューしたDF。

昨年プロ契約を結ぶことに成功していたが、19歳で癌という大きな病気に罹っていると発覚。今年はそれを克服するため厳しい化学療法を受けていた。

そして9月に練習へと復帰すると、今週月曜日に行なわれたU-23のスウォンジー戦で途中出場。ようやくピッチに戻ることができたのだ。

ティデン・メンジが怪我をしてしまったために交代を余儀なくされると、そこで呼ばれたのは長くプレーから離れていたマックス・テイラーだった。

マンチェスター・ユナイテッドのトップチームでプレーしているディオゴ・ダロットも、彼の復帰を祝うツイートを投稿した。

なお、テイラーは自分の治療の傍らで慈善団体とともに募金活動を行い、これまで1万500ポンド(およそ150万円)以上をチャリティーに調達してきたとのこと。

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