今夏カタールのアル・ドゥハイルからFCポルトに加入した日本代表MF中島翔哉。フラムとの練習試合において素晴らしいプレーを見せ、いいスタートを切ったかに思えたが、その後は失速。これまでの公式戦でスタメン起用は1試合のみで、しかもそのクラスノダール戦は敗れてしまった。

なぜ中島翔哉は苦しんでいるのか?その理由について『Bola Na Rede』が4つの事項を挙げて論じており、それを紹介していきたい。

ルイス・ディアスの出現

中島翔哉が左サイドのウイングでプレーすることを好むのはよく知られている。ポルティモネンセのユニフォームを着て輝きを見せる彼を、ポルトガルのすべてのサッカーファンが見慣れていた。そのエリアで彼はしばしば内に切れ込む動きを見せた。

しかしご存知のようにビッグクラブでの競争は熾烈であり、この種の特色を強調するだけでは、いい選手足り得るために十分ではない。

ここでは、日本人はルイス・ディアスと競争しなければならない。その若いコロンビア人は、素晴らしいパフォーマンスとゴール、アシスト、ドリブルをファンの網膜に焼き付けたことで大きな優位性を獲得した。

ルイス・ディアスは仲間よりもいい位置を獲得しているが、中島も2番手でいたいとは思わないだろう。しかしながら、その状況を覆すために、ライバルより多くのものをもたらすことができると証明しなければならない。