現在リヴァプールでエースとして活躍し続けているエジプト代表FWモハメド・サラー。
昨年はチャンピオンズリーグ決勝で負傷しワールドカップでも本調子ではなかったが、今季はリベンジを達成。見事リヴァプールを欧州の頂点に導いた。
先日のアーセナル戦でも自ら獲得したPK、そしてドリブル突破からの左足で2ゴールを決め、大きく勝利に貢献した。
だがかつてバーゼルに来た当初のサラーを指導したハイコ・フォーゲル氏は、彼がスターになるとは感じられなかったという。『Mirror』によれば、彼はこう話したとか。
ハイコ・フォーゲル
「彼を知っていたら…彼は世界のスター選手ではないよ。とても優しい性格を持っているからだ。
卓越した選手であることは常に明らかだった。しかしそのメンタリティを持っているかどうか?全く分からなかった。
モモ(サラー)はあまりに優しい殺し屋だ。
彼がこんなに素晴らしく世界的なキャリアを送ることを予想していた…と言ったら、私は嘘つきになるだろうね。
私が指導した他のスターについては、もっと確信を持てたんだ。トーニ・クロースやエデン・アザールは15歳の時に見たけどね。
素晴らしいのは、昨年モモに会った時も、あれから何一つ変わっていなかったことだよ。本当にすごいね」
モハメド・サラーは技術やフィジカルには優れていたものの、性格的に優しすぎるためスターにはなれないと感じていたようだ。