プレミアリーグ第2節、リヴァプールは敵地でのサウサンプトン戦に1-2で勝利した。
乱入ファンからタックルされて足首を痛めたリヴァプールGKアドリアンもフル出場。
ただ、後半38分にダニー・イングスにボールを蹴り当てて失点するという痛恨のミスを犯してしまった。
『Guardian』によれば、試合後のクロップ監督は彼についてこう述べていたという。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「いいことが多くあった。
だが、83分にスクリーンに映ったアドリアンは、『自分は本当にいいプレーをした。だから、アリ(ソン)がやったのと同じミスをしなきゃいけないのかも』と思ったのさ。
そして、ゲームをちょっとオープンなままにした。相手がやってきて、イングスがビッグチャンスを得た。通常のことさ。
あの時、選手たちは疲れを感じていたんだと思う」
「(アドリアンには)こう言ったよ。『よくやった。アリも同じことをやったんだ。リヴァプールのGKがやることさ』ってね。
だが、勝てば問題はない。この時期なのに彼へのバックパスが多過ぎた。
彼がやった全てのこと、全てのセーブにハッピーだよ。
ビルドアップでは他の選手たちがより責任を感じる必要がある。全てのバックパスを彼に出すことはできない」
守護神アリソンも同じようなミスをやったとフォローしたうえで、ボールを回すフィールドプレイヤーの責任にも言及。アドリアンを責めることはなかったようだ。