12日、元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルが現役引退することを発表した。
この日、自身の故郷を拠点とするFCユトレヒトを訪問したスナイデルは、同クラブでビジネスマンとして働くことを明かし、それとともに現役生活に別れを告げたことを表明した。
35歳のスナイデルはアヤックス、レアル・マドリーを経て2009年夏にインテルへ。
この時期は彼のキャリアの頂点であり、ジョゼ・モウリーニョ体制下の2009-10シーズンにセリエA、コッパ・イタリア、UEFAチャンピオンズリーグの三冠を達成。シーズン終了後の南アフリカW杯では準優勝の立役者となった。
その後はガラタサライ、ニースに所属し、2018年1月からはカタールのアル・ガラファに在籍していたが、今夏以降はフリーとなっていた。
オランダ代表として出場した134試合は歴代最多、31ゴールも同10位にあたる。
昨年末にラファエル・ファン・デル・ファールト、今夏にアリエン・ロッベン、ロビン・ファン・ペルシーが引退したため、このおよそ半年間で2000年代を支えたオランダの“ビッグ4”全員がユニフォームを脱ぐことになった。