先週日曜日に行われたコミュニティ・シールドは、マンチェスター・シティがリヴァプールをPK戦の末に破る結果となった。

その試合ではピッチ外でも大きな話題があり、両チームのサポーターが満員の地下鉄内で激しい衝突をする映像が広まっていた。

かつては「フーリガン」と言われる暴徒がサッカー界にはびこっていることで知られたイングランドであるが、この20年で対策が急速に進み、スタジアムの安全性は高まっている。

しかしそれでも時にこのような事件が発生し、サポーターの暴力が大きな問題になる。

『Talksport』の番組で「このような事件がサッカーファンの足を遠ざけてしまうのではないか?」と聞かれた解説者イアン・ホロウェイ氏は、以下のように話したという。

イアン・ホロウェイ

「今の社会ではあまり考えられないことだね。我々はそれを整理するべきだ。

戦いたいのだったら、やればいい。リングを作って、やりたいサポーター同士でやらせよう。そしてテレビで放映すればいい。

彼らが自分自身を表現したいのなら、その方法があるべきだ。もし一般の人々が偶然戦いに巻き込まれてしまうのなら、それは正しくないだろう?」

かつてブラックプールやクリスタル・パレス、QPRなどを率いたホロウェイは、歯に衣着せぬ発言で有名な名物監督。彼に言わせれば、暴力的なファンはむしろ見世物にしてしまうべきだという。それによって隔離が可能になるとか…逆転の発想である。

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