プレミアリーグで連覇を果たしたマンチェスター・シティは、プレシーズンツアーのために近く来日する。
そのシティで期待される若手選手のひとりが、ウクライナ代表オレクサンドル・ジンチェンコだ。
もとはMFだった22歳のレフティは左サイドバックとして定位置を掴みつつある。今季は背番号も35番から11番に“昇格”した。
そのジンチェンコがヴァンサン・コンパニについての面白い話を明かしてた。
『Manchester Evening News』によれば、古巣アンデルレヒトへと旅立っていった元キャプテンについて、こう述べていたそう。
オレクサンドル・ジンチェンコ
「(コンパニが選手たちに退団を告げた時)正直、泣いたよ。
誰もそれを予期していなかった、特に僕はね」
「昨季コンパニは僕を大いに助けてくれた。ピッチ内外で、(左サイドバックの)ポジションについてね。
練習終わりに何度か一緒に取り組んでくれたことを覚えている。僕を手助けしようとして、彼は40分も一緒に取り組んでくれた。
間違いないね。(これからも)彼とは連絡をとりたい。
自分にとって、彼は完全に人生のレジェンドさ。僕はラッキーだよ。
彼はシティの監督になれる。自分が知っているなかで、彼は最も賢い人だ」
本職のサイドバックではなかったジンチェンコに対し、コンパニは練習終わりに40分間に渡って個人指導してくれたそう。
そんな人生の恩師から退団を伝えられた際には思わず泣いてしまったとも。