先週末の試合でJ1一番乗りとなる二桁ゴールを達成したヴィッセル神戸のFWダビド・ビジャ。「神トラップからのダブルタッチ」を発動しての超ゴールとして大きな話題となった。
ただこの清水エスパルス戦では、超ゴールの前にこんな“超ゴール未遂”もやっていたぞ!(動画2分から)
キレッキレ!
この場面。FWウェリントンが競り勝って落としたボールは相手に奪われたものの、ビジャは味方がカットしそうだと見るやすぐに動き直してDFとDFの間に入りパスを呼び込む。
さらに半身の体勢で視野を確保しつつトラップで完全に前を向くと、そこから“マルセイユ・ルーレット”を完璧に成功させ右足でシュートを放った。
最後は清水のDF松原后にブロックされゴールとはならなかったが、動き出しからシュートまで全てにおいて先手を取っており、超一流の技術が凝縮されたプレーだったといえよう。
37歳という年齢ながら体のキレが増している感のあるビジャ。Jリーグにやってきた外国人選手は日本の夏になり調子を落とすことがあるが、暑さに強いのだろうか。