決勝トーナメントの戦いが始まったFIFA女子ワールドカップ。
なでしこジャパンとも戦ったイングランドはラウンド16でカメルーンを3-0で撃破した。ただ、中国と北朝鮮の審判団が裁いたこの試合では物議を醸すシーンが続出した。
カメルーンは味方のバックパスをGKが手で触ったと判定され、間接フリーキックを叩き込まれて失点。前半終了間際には、一度はオフサイドと判定されたイングランドの2点目がVARによって認められる。その後、カメルーン側のゴールがVARでオフサイドと判定されて無効に(以下動画1分4秒~)。
(動画再生はYoutube上で)
2-0となった後にはカメルーン選手たちが円陣を組み出し、キックオフを拒否するような場面もあった。
そして、3-0となった後半12分頃には、カメルーンの10番ジャネット・ヤンゴが中国人のチン・リャン主審を後ろから突き飛ばすようなシーンも。
ボールを持った相手選手との間に主審がいたために起きたシーンだったが、物議を醸したカメルーン側の振る舞いのひとつとして話題になっている。
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『AFP』によれば、カメルーンのアラン・ジュムファ監督は「自分が言ったのは不公平だったということだ。今夜のレフェリーは多くの過ちを犯した。試合を見れば、彼女のミスが分かるだろう」とジャッジングへの不満を口にしていたという。