ついに日本代表がコパ・アメリカの初戦を迎える。相手は2大会連続で南米王者に輝いたチリで、下馬評は圧倒的に日本が不利だと示している。
アジアカップと同年度に参戦することもあり、日本はフル代表でのベストのメンバーとは言えない23名で臨んでいる。それもあって、グループの中では最も力が劣ると考えられている。
しかし、相手となるチリも決して盤石ではないようだ、『La Republica』は以下のように伝え、大会における評価は決して高くないと示した。
「チリ代表は、レイナルド・ルエダ監督の就任以来見せてきた低いレベルのため、多くの批判にさらされながらコパ・アメリカに向かう。
それはペルーに0-3、コスタリカに対して2-3、メキシコ相手に1-3で敗れたことを知るだけで十分である。この大会を前にハイチ戦で2-1と勝利を収めることに成功した。
チリ代表はこのコパ・アメリカを2015年、2016年と連覇したディフェンディングチャンピオンである。
ルエダ監督はその連覇を経験したガリー・メデル、ゴンサロ・ハラ、マウリシオ・イスラ、ジャン・ボセジュール、アルトゥロ・ビダル、アレクシス・サンチェスらを使っていくだろう。
一方、日本はこの3試合で一度も負けずにコパ・アメリカへとやってきた。ボリビアを1-0で破り、トリニダード・トバゴ戦でスコアレスドロー、エルサルバドルに2-0と勝利した。
日本は最高のチームでコパ・アメリカに到着したわけではない。Jリーグが続いていることもあり、何名かの選手を招集することができなかった。
このトーナメントにやってくる主な人物は、ヘタフェでプレーする柴崎岳、レスターの岡崎慎司だ。またアジアの報道機関によって「日本のメッシ」と呼ばれる久保建英も強調されるべきだ。
日本とチリの対戦は10年前に行われた親善試合に限られており、その結果は日本の勝利、しかも4-0という結果だった。
当時の両国のメンバーも今とは全く関係がないので、これが次の試合に影響することは考えられない」
チリには経験あるメンバーがいるものの、今のところは十分に準備できているとは言えないという。その隙を日本は利用できるだろうか。