先日フランスで開幕を迎えた女子ワールドカップ。11日の試合では大会の歴史を塗り替える試合があった。

今大会の初戦を迎えたグループFの優勝候補アメリカ代表の相手はタイ。12分にアレックス・モーガンが先制点を決めると、それから怒涛のゴールラッシュが始まった。

終わってみればスコアは13-0。アレックス・モーガンは一気に5ゴールを奪い、得点ランキングトップに立った。

その無慈悲なまでの得点力と、終了後に涙を流すタイの選手を慰める慈しみ。アレックス・モーガンの気高さも現れた「13ゴールの劇勝」だった。

これは女子ワールドカップの歴史上最も大きな得点差が生まれた試合であり、かつ最も多くのゴールが生まれた試合でもあり…とにかく記録ずくめの90分となった。

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アメリカの次戦の相手はチリ代表。試合は16日に行なわれる予定となっている。

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