『FourFourTwo』は4日、「今季はローン移籍していたが、来季は保有元のクラブで活躍できる可能性がある6名のヤングスター」という記事を掲載した。

まだトップチームに割って入ることができない若手選手を、他のクラブに貸し出して修行させる。そのような手法はもはや一般的なものとなり、今季も多くの選手が「貸し出し」された。

では、その中で来季保有元のビッグクラブで活躍できる可能性がある6名の選手とは?

クルト・ズマ(チェルシー/DF)

貸し出されていたクラブ:エヴァートン

10月に25歳の誕生日を迎えるズマ。そろそろチェルシーでのレギュラーを獲得してもおかしくない年齢である。ギャリー・ケイヒルはすでに退団が決定しており、アンドレアス・クリステンセンも重用されていない。

今季エヴァートンにローン移籍していたズマは一貫性あるプレーを見せ、フランス代表にも復帰した。次のステップに進む準備は整ったし、チェルシーでポジションを奪うための最後のチャンスが巡ってくるだろう。

今夏は補強禁止処分を受ける可能性があるため、その場合チェルシーは新しい選手を加えることはできないのだから。

アントニオ・リューディガーとダヴィド・ルイスに食い込むための勝負をするか、あるいは快く受け入れてくれるであろうエヴァートンを選ぶかは彼の自由であるが…。