先日24歳の誕生日を迎えたばかりのシント=トロイデンMF関根貴大が、28日に行われたプレーオフ2(ベルギー)第6節ベールスホット戦で欧州での嬉しい初ゴールを決めた。

シント=トロイデンはこの試合も遠藤航、冨安健洋、鎌田大地、関根貴大と日本人4選手が先発で起用されたが、2点を先行される展開に。66分に鎌田のアシストで1点を返したものの、その鎌田は直後に得たPKを外してしまう。

しかし1-2で迎えた後半アディショナルタイム、“日本人だけ”の連携から劇的な同点弾が生まれる!

冨安から右サイドでパスを受けた関根は、内に向かってドリブルを開始し鎌田へ楔のパスを送る。

鎌田は一度止めた後、間髪おかずにヒールで落とす。これを再び受けた関根はワンフェイクで一人を外すと、左足で矢のようなシュートを突き刺した。

関根は2017年夏に浦和レッズからドイツ2部インゴルシュタットへ移籍したものの、全く出番を得られず。昨夏、期限付きでシント=トロイデンへ加入したが、ケガで前半戦のほとんどを棒に振った。

しかし先週の試合で初アシストを記録すると、今回、日本人3選手が絡むプレーから最後はGKが一歩も動けないシュートで待望のゴールを決めた。

そのお膳立てをしたのが同じくドイツで苦しい時を過ごした鎌田だったというのも感慨深いものがあるだろう。

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試合は関根の同点弾により2-2の引き分けに。その結果、シント=トロイデンはELの出場権がかかったプレーオフ2で首位を維持している。

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