『L'Equipe』は28日、「ネイマールに殴られたレンヌのサポーターは、侮辱的な言葉を発したという報道を否定した」と報じた。
土曜日に行われたクプ・ドゥ・フランス決勝、レンヌ対パリ・サンジェルマンの試合は2-2という結果で終了。PK戦で6-5とリードしたレンヌが優勝を果たした。
そして事件が起こったのは試合終了後、2位に終わったパリ・サンジェルマンの選手たちが表彰式の場所へと向かうため、スタンドの階段を登っていた時だった。
ネイマールは突如一人のファンのスマートフォンを掴んで降ろさせ、何かを言われると右手で顔に一発!この映像は大きな話題になった。
記事によれば、この顔を殴られた人物はナントに住む28歳のエドゥアール氏で、レンヌの選手の一人と友人なのだそう。招待を受けてスタッド・ドゥ・フランスに来ていたようだ。
報道では、スタンドに向かうPSGの選手たちには侮辱的な言葉が投げかけられており、『遅すぎるぜブッフォン、汚いブッフォン、人種差別主義者のヴェッラッティ、ロクデナシのネイマール』などの発言がビデオに録音されていたそう。
ただ、エドゥアール氏は『RMC』の取材に対して以下のように話し、警察に駆け込むことも考えていたそうだ。
エドゥアール
「私は彼を侮辱していない。ただ無駄な試合だったなと言っただけだ。ヴェッラッティやブッフォンには『お前らは無価値だ、アレ、レンヌ』と言った。
すぐにPSGのセキュリティが来て、我々はやめた。私は震えているよ。唇は切れているし、鼻血も出た。ナントまで運転して帰らなければならないが、おそらく一睡もできないだろう」
日曜の朝に再びエドゥアール氏に連絡をとったとのことだが、応答はなかったそう。
なおネイマールは自身のInstagramで「僕はひどい行動をした。しかし誰も無関心でいることはできない」と反省しつつ侮辱されたことも訴えている。