『Sky』は20日、「ミランとインテルが本拠地として使用しているサン・シーロは、異常振動のために自治体の調査を受けた」と報じた。
振動が感知されたのは、今月7日に行われたセリエA31節のインテル対アタランタであるとのこと。
スタジアムに設置された検査機器は、三階席のスタンドが最大で5cm幅で振動したことが明らかになったという。そのため地元当局はサン・シーロの構造について再びチェックを行ったそうだ。
その結果は安全性に問題はないとして20日のインテル対ローマの試合も無事開催されることになったという。
サン・シーロの三階席は1990年ワールドカップのために増設されたもので、2003年にイタリアの国民的歌手ヴァスコ・ロッシのコンサートでも最大5.2cmの揺れが計測されていた。
現在そのスタンドは一部のウルトラスにのみ解放されており、完全に一般公開されている場所ではないそうだ。
安全が確認されているとはいえ、あの高さにある三階席が5cmも動いているというのは…なんともスリリングである。