9日に行われたAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第3節、鹿島アントラーズは敵地に乗り込んで慶南FC(韓国)との対戦に臨んだ。

前半は0-0のままで45分を消化しハーフタイムへ。しかしアディショナルタイムにはGKクォン・スンテが左足の脛を踏まれるアクシデントがあり、曽ヶ端準への交代を余儀なくされる。

さらに後半は鹿島に厳しい展開となる。56分には犬飼智也のオウンゴールで先制を許し、71分にはジョーダン・ムッチに追加点を決められてしまう。

75分にはウ・チュソンのオウンゴールで1点を返すも、81分に犬飼智也が2枚目の警告を受けて退場するという大ピンチ。

2-1とリードされて10人となった鹿島は絶体絶命の状況。しかし後半アディショナルタイム、クロスから安部裕葵のヘッドによる折り返しを金森健志が押し込み、試合を降り出しに戻すことに成功する。

さらにその直後にも、クロスを小田逸稀がヘッドで落とし、セルジーニョがワンタッチで見事なシュート!これがゴール右上に決まり、アディショナルタイム3分というところで2-3と逆にリードした。

【関連記事】鹿島がACLで警戒しなければならない6名の“凶悪”な助っ人

そして試合はこのまま終了。鹿島アントラーズは敵地で慶南FCを破り、ACLグループステージでの成績を2勝1分けの勝点7としている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介