ナントからカーディフへの移籍決定直後、乗っていた飛行機が墜落して命を落としたアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラ。
『BBC』が事故についての最新情報を伝えている。
それによれば、事故機のパイロットだったデイヴィッド・アイボットソン氏は、夜間飛行をする資格がなかったという。その理由は、色覚異常(色盲)とされている。そのため、同氏の免許は日中の飛行のみに制限されていたとも。
欧州の航空法では、“夜間”について「日没の30分後から、日の出の30分前までの時間」と定義している。
当初、事故機は1月21日の午前9時にナント・アトランティック空港を発つ予定だった。だが、チームメイトたちに別れを告げる時間が欲しいというサラ側の要望で、フライトは午後7時に延期されたという。
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午後7時の時点で日没からおよそ1時間10分が経過していた模様。そして、午後8時16分に事故機はレーダーから消えている。