17日に行われたイタリア・セリエA第28節のナポリ対ウディネーゼで、非常に心配な事故が起こってしまった。
この試合に先発出場したコロンビア代表GKダビド・オスピナは、試合開始から7分に低いクロスへの対応で飛び出したところ、ウディネーゼのイグナシオ・プセットと接触してしまう。
これによって頭部にダメージを負ったオスピナであるが、治療を行った上でその後もプレーを継続することを選択した。
頭にネットを巻いたままでピッチに出続けていたが、2-2となって迎えた41分のことだった。突如オスピナはピッチに倒れ、気を失ってしまったのだ。
担架に乗せられた彼はそのままアレックス・メレトと交代することになり、病院に運ばれていったという。
報道によれば、カートで運ばれる際にはサポーターに向けて軽く手を振っていたとのことで、意識は戻っていたようだ。
スタジアムには妻のジェシカ・スターリングも観戦に訪れており、夫が入院した病院に向かったという。
なお、試合はその後オスピナを失ったナポリが2ゴールを追加し、4-2で勝利を収めている。
オスピナはこの試合の後コロンビア代表に合流し、親善試合を戦うために日本へと向かう予定となっていた。しかしおそらくそれは辞退する事になりそうだ。