6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16の2ndレグ。マンチェスター・ユナイテッドがアウェーで3-1とPSGに勝利し、2点差負けからの大逆転で突破を決めた。
そして、さらに同時開催されたFCポルトとローマの試合も劇的な展開となった。
ホームで2-1と先勝していたローマに対し、ポルトは26分にチキーニョのゴールで先制し、アウェーゴール差でリードを奪う。
しかしながらその後ダニエレ・デ・ロッシのペナルティキックで1-1となり、再びローマが上回る。
だが52分にポルトのマリ代表FWムサ・マレガがコーナーキックの流れから追加点を決め、アグリゲートスコア3-3と振り出しに戻した。
試合はこのあと延長戦に持ち込まれ、一進一退の展開が続いていたが…決定的な場面は114分に訪れる。
クロスボールからのディフェンスでアレッサンドロ・フロレンツィがフェルナンド(2012年にはヴィッセル神戸でプレーしたFW)のユニフォームを引っ張り、これがVARでの判定の末にPKとなったのだ。
これをアレックス・テレスが決めてポルトが追加点。試合は3-1で終了し、ポルトが逆転でベスト8に進出することとなった。
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— FC Porto (@FCPorto) 2019年3月6日
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国内で調子を崩しているローマは、現在ディ・フランチェスコ監督の解任が噂されている状況。このベスト16での敗退がきっかけとなってしまうか…。