今月から来月にかけて3度も行われるエル・クラシコ。レアル・マドリーとバルセロナが激突する宿敵バトルだ。
この両クラブにはバスケットボールチームも存在する。今月17日に行われたコパ・デル・レイ決勝では、バスケでのクラシコが実現。
だが、勝敗を分けることになったジャッジが物議を醸している(動画58秒~)。
レアルが93-92と1点をリードして試合終了かと思いきや、その直前にホイッスル。
インスタントリプレイ(サッカーでのVAR)の結果、レアル側にゴールテンディング(シュートされたボールが最高点から降下している際にボールに触れる反則)があったとして、バルサに2点が与えられたのだ。
La otra acción que pudo decidir el partido. #CopaACB pic.twitter.com/OLbXy30qQV
— Basket en Movistar+ (@MovistarBasket) 2019年2月17日
この結果、残り1.2秒でバルサが94-93と逆転。最後にレアルが放ったブザービーターはリングに阻まれ、バルサが劇的な形で優勝することに。
『AS』などによれば、このジャッジに怒り心頭のレアルは、リーグ脱退も示唆しているという。
El enfado de Felipe Reyes. pic.twitter.com/ObC2pj3mRD
— Basket en Movistar+ (@MovistarBasket) 2019年2月17日
そうした中、バルサDFジェラール・ピケの発言が話題になっている。『ABC』によれば、こう述べたそう。
ジェラール・ピケ(バルセロナDF)
「レアルのレフェリーに対する不平不満について?
バスケでも起きたし、サッカーでも起きた…。
後者でいえば、彼らはワンダ・メトロポリターノに行き、そこでも起きた。そして、しばらくは黙っていた。
彼らはよくやるんだ。
彼らが(他のスポーツ)部門を持っていないのはありがたいね。
もしそうだったら、ハンドボールでもホッケーでも文句を言うだろうから…」
レアルが他にもスポーツ部門を持っていなくてよかったと口にしていたそう。
なお、ワンダ・メトロポリターノで行われたアトレティコ戦でレアルは1-3で勝利。この時はVARを含めて有利なジャッジもあったが、そういう時は黙っているとピケは指摘していたようだ。