昨季限りで20年以上に渡って指揮したアーセナルを退任したアーセン・ヴェンゲル氏。彼には何度かレアル・マドリーの監督就任説が流れたことがある。
そうした中、『Marca』は「ヴェンゲルはレアルを断った理由を打ち明けた」と伝えた。
モナコで行われたローレウス世界スポーツ賞の場でこう述べたという。
アーセン・ヴェンゲル
「私からすると、監督の仕事は3つの異なるレベルでインパクトを与えなければいけない。
一つ目は、ともに働く選手たちのキャリアに(インパクトを与える)。
二つ目は、チームスタイルに。そして、三つ目は働いているクラブ組織に。
私にとってこの側面は非常に重要なんだ。
(アーセナルでは)まだ組織を発展させていたので、去るタイミングではないと感じた」
アーセナルでのプロジェクトを途中で投げ出すことはできなかったということのようだ。それだけアーセナルへの思い入れが強かったということだろうか。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ