イングランドで再び物議を醸している人種差別問題。

トッテナム対チェルシー戦で17歳の男が逮捕されたほか、韓国代表FWソン・フンミンが一部のスパーズサポーターから差別の対象になっていたとも伝えられている。

そうした中、『Sky Sports』がショッキングなデータを報じた。

イギリスで定期的に試合観戦しているフットボールファンのうち、実に86パーセントが試合中の人種差別的な出来事を目撃しているという。この調査には1000人以上が参加。

BAME(黒人やアジア人、マイノリティ)のサポーターたちになると、93%がイギリスでのフットボールの試合で人種差別を目にしているとのこと。

さらに、ファンの3人に1人(33%)は差別的暴言を直接浴びせられた経験があり、その割合はBAMEの人達になると71%に跳ね上がるそうだ。

その一方で、31%のファンは目撃した事件を通報せず。その理由は、当局が行動を起こすとは思っていないからだという。また、29%の人達は通報する方法を知らなかったとのこと。

ビル・ブッシュ(プレミアリーグ担当官)

「これは明らかに憂慮すべき傾向だが、私たちはこの問題に対処する所存だ。

プレミアリーグのクラブはやれること、やらなければいけないことを全員で議論してきた。

フットボールはロールモデルであり、大きな影響を与えることができる。

フットボール界に人種差別の居場所はない」

スポーツ・市民社会担当のミムズ・デイヴィス大臣は「この調査結果に失望しているが、驚いてはいない。人々が差別や不寛容のためにフットボールを口実に使う機会がまだ残っていると感じている」などと語り、利害関係者たちが人種差別問題を議論する会議を今月末にも開きたいとの意向を示したとのこと。