ナントからカーディフへの移籍が決まった直後、消息不明となっていたアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラ。このほど彼の遺体と乗っていた飛行機の残骸が海中から発見された。
そうしたなか、プレミアリーグ第26節でカーディフはサウサンプトンと敵地で対戦。『Daily Mail』によれば、スタンドでサラを中傷するような仕草をしたセインツファン2人が警察に逮捕されたという。
サラの死を嘲笑するような飛行機の仕草を相手カーディフサポーターに向けてしていたとのこと。
この様子はネットで拡散されて問題になっていた。逮捕された2人はハンプシャー警察に拘束されており、サウサンプトンからは3年間のスタジアム入り禁止処分を科される見込み。
この日はサラの死亡が確認されてから初のリーグ戦。選手たちは黒い喪章を着けてプレーしたほか、セント・メリーズでは1分間の黙祷が捧げられていたのだが…。
なお、後半ATに両チームが得点を奪い合った一戦は、1-2でカーディフが劇的勝利。吉田麻也はベンチ入りしたものの出場しなかった。