『L'Equipe』は29日、「ボルシアMGは、中国から舞いこんだ5000万ユーロ(およそ64.3億円)のオファーを断った」と報じた。
先日中島翔哉がカタールのアル・ドゥハイルに3500万ユーロ(およそ45億円)で移籍するという噂が流れた。しかし、ボルシアMGは中国から来た5000万ユーロのオファーを一蹴したという。そのターゲットはFWアラサヌ・プレアだ。
プレアは今季ボルシアMGで19試合10ゴールを決めており、エースとしてチームを牽引している。それに値するオファーを送ってきたのは中国超級リーグの大連一方だそう。
しかしスポーツディレクターを務めているマックス・エベールは、そのとんでもないオファーを一蹴したという。
マックス・エベール
「我々はヨーロッパでの戦いを望んでいる。ゴールを決める人を必要としているのだ。プレアを退団させることはない。
私にとってはナンセンスなことだよ。半年ごとに10ゴールを決めている選手を、大金のために売るのはね。
私はスポーツディレクターなのだ。スポーツで成功することに熱心なんだよ。沢山のお金を得ることよりね。
しかし、これは今の移籍マーケットがどれだけ奇妙なのかを示しているよ。我々は悪に染まってはいけないのだ」