『The SUN』は1日、「ダービー・カウンティのフランク・ランパード監督は、クリスマスパーティをキャンセルしていた」と報じた。

今季から2部のダービー・カウンティで監督を務めている元イングランド代表MFフランク・ランパード。現在は6位と昇格プレーオフ圏内につけており、監督初年度としてはかなりの好成績を残している。

それもあってか、ランパード監督は昨年のクリスマスに盛大なパーティを設定し、スタッフを招待して日頃の働きに感謝の気持ちを伝えようとしたという。

しかも、彼はそのパーティを設定するために2万ポンド(およそ290万円)もの費用を自ら負担したとのことだ。

ところが、そのパーティが始まったとき、ランパード監督のスマートフォンから大きな警報が鳴ったという。

それは自宅に何者かが侵入した恐れがあることを伝えるもので、ランパード監督はそのまますぐに帰宅することになったそう。

ランパード監督の妻クリスティーンは、数年前からオドボール・クリストフ・キングという人物によるストーカー被害に遭っており、不吉なツイートや手紙での嫌がらせを受けていた。

キングはそれによって結局警察に捕まったものの、執行猶予付きの判決であったことから、刑務所に入ることはなかったのだ。

ランパードはもちろんそれを知っていたことから、ダービーからすぐに自宅へと戻り、妻や子供とともに時間を過ごしたという。

情報筋

「フランクは素敵な人で、トレーニンググラウンドのスタッフが見せてくれた懸命な努力に対しての感謝の気持ちを見せたかったのだ。

皆ウェルカムドリンクを飲んで楽しい時間を過ごしていた。フランクが何かを食べようと席についた瞬間、電話を受けて飛び出していったよ。

妻と子供がいる新しい家の警報が鳴ったようだった。クリスティーンはストーカー被害に遭っていたから、フランクは家で家族と過ごしたんだ」

自ら開催したパーティを抜け出さなければならなくなったフランク。しかしスタッフは彼の気持ちをさらに強く受け止めることになったはずだ。

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