『Gazzetta dello Sport』は23日、「ニースはイタリア代表FWマリオ・バロテッリを格安で放出する方針だ」と報じた。
今季開幕前、マルセイユへの移籍に近づいていたと言われるバロテッリ。その際にはニースでの練習を無断で欠勤するなど、大きな騒動に発展した。
しかし最終的には交渉がまとまらず、バロテッリはニースに復帰。トラブルに見舞われた彼は不調に陥り、今季ここまで10試合でノーゴールという結果となっている。
パトリック・ヴィエラ監督は先日年内最後の試合を前にしてバロテッリにクリスマス休暇を与え、チームから除外するという決断を下していた。
そして記事によれば、ニースはこの冬にバロテッリを放出する方針を固めており、その価格を300万ユーロ(およそ3.9億円)に設定したという。
しかも、彼の給与がかなり高額であることから、移籍金は150万ユーロ(およそ1.9億円)まで下げる準備があるという。
得点力不足に悩んでいるマルセイユが再び獲得に乗り出す可能性が示唆されているほか、セリエAの復帰という選択肢もあると考えられている。