レアル・マドリーの3連覇で幕を閉じたクラブワールドカップ。
現時点では次回以降の開催などについて決まっておらず、これが現行の方式で行われる最後の大会になるとも。そんな大会でアピールに成功した選手たちとは?
カイオ(アル・アイン)
Jリーグのファンにとっては“今更”ながら、今大会の発見といえばカイオをおいて他にいないだろう。
留学生として日本の千葉国際高を卒業し、鹿島アントラーズで新人王にも輝いた24歳のブラジル人アタッカーは、1,2人であれば簡単にかわすドリブル能力でアル・アインの決勝進出という快挙の立役者となった。
特に左サイドバックを任された塩谷司との“Jコンビ”も冴え渡り、準決勝リーベル・プレート戦ではその塩谷のアシストから値千金の同点ゴールを決めている。
そんな彼に対してはポルトガルの名門であるポルト、ベンフィカなどが興味を示しているとの報道も。かつて日本代表への待望論もあったが、セレソン入りも夢物語ではないかもしれない。