現在ローマでプレーしている元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシ。トッティの引退後はチームのバンディエラ(旗手)として存在感を発揮していたが、10月に軟骨の問題で離脱してしまった。
その怪我は当初の予定よりもかなり長引いており、おそらく今週末のユヴェントス戦にも出場することはできない。
デ・ロッシは『DAZN』のインタビューに対して以下のように話し、この怪我で引退に追い込まれる可能性を認めたという。
ダニエレ・デ・ロッシ
「私は幸運な男だ。愛する街で、愛する仕事ができたんだ。愛する人々とともにね。
ただ、その終わりが近づいていることは分かっている。特にこの怪我を抱えているからね。心が重い。
プレーできないことが何を意味するか、それを味わってきた。この仕事を終える時が来れば、とても心を痛めるだろう。
それが6ヶ月先なのか、1年先なのか、それとも3年先なのかにかかわらず、私のキャリアは最後の時を迎える。
これはキャリアで最も深刻な怪我だ。軟骨の問題だ。私は怪我に苦しんできた。35歳で再び損傷すれば、とても重大なことだよ。
時間が必要だ。私はランニングを始めた。ボールを蹴り始めた。しかしまだまだだ。
将来について言えば、私は指導者になるという夢を持っている。そして、指導者がやらなければならないことを考えると、私が最も恐れるものは週に100回のインタビューだね!」