先日、2016年夏から指揮をとってきたジョゼ・モウリーニョ監督を解任することを決めたマンチェスター・ユナイテッド。
そして、かつて選手として所属していたオレ・グンナー・スールシャール氏を暫定的な指揮官に迎えることを発表した。
We can confirm that Ole Gunnar Solskjaer has been appointed as caretaker manager until the end of the 2018/19 season.
He will be joined by Mike Phelan as first-team coach, together with Michael Carrick and Kieran McKenna. #MUFC
— Manchester United (@ManUtd) 2018年12月19日
契約は2018-19シーズン限りで、コーチはそのままマイケル・キャリック、キーラン・マッケンナが継続されるという。それにマイク・フェラン氏が加わり、クラブを熟知したOBらにチームを任せた格好だ。
しかし、ルイス・ファン・ハール時代にコーチを務めていたライアン・ギグス氏は、モウリーニョ監督の就任とともにチームを離れることになっている。貴重なクラブのOBが一人放出されているのだ。
当時はモウリーニョの片腕であるルイ・ファリアのポジションをスタッフの2番手として確保するためとも言われたが、どうやらそれ以外にも原因があるという。
『Times』でポール・ハースト氏が書いたところによれば、その理由は以下の通りだそうだ。
「ジョゼ・モウリーニョ監督のライアン・ギグスに対する不信感は、仕事を始めた時のことに遡る。
エド・ウッドワードCEOはライアン・ギグスをスタッフに残したかった。しかし、モウリーニョはその考えを拒否したのだ。
なぜなら、モウリーニョはギグスのことを信頼できる男だとは思わなかったからだ。弟の配偶者と不倫したという事件からね」
ライアン・ギグスは2011年に弟ロードリの妻ナターシャと8年間浮気を続けていたことが発覚し、大きな波紋を巻き起こした。
結局弟夫婦は2年後に離婚。ライアンは2015年に弟へ謝罪の電話をかけて和解に至ったものの、妻のステイシーとは別居状態にあるという。
もしそれがなければ、今チームを率いていたのはライアン・ギグスだったのかもしれない…。
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