今年1月、マンチェスター・シティが87億円のリリース条項を支払い獲得したDFエメリク・ラポルト。
ジョゼップ・グアルディオラ監督からも評価される実力者だが、24歳にしてまだフル代表経験が1試合もない。
フランス系のバスク人である彼はフランス代表のディディエ・デシャン監督からは全く相手にされておらず、スペイン代表への鞍替えも示唆してきた。
一体なぜフランス代表に呼ばれないのか…。『AS』によれば、その理由をかつての上司が明かしたようだ。
U-21フランス代表でラポルトを指導した経験を持つピエール・マンコウスキ氏が『L'ÉQUIPE』に対してこう述べたという。
ピエール・マンコウスキ(元U-21フランス代表監督)
「彼は集団と関わらない。一匹狼なのさ。
コミュニケーションをしている時の彼は不快そうに見える。
自分の価値観をよく分かっており、それを見せてしまうからね。
結局の話、彼はいいプロフェッショナルなのだが、グループに溶け込むのに問題を抱えているんだ」
能力的なことではなく性格面への懸念から、代表には呼ばれていないということだろうか。