前代未聞のバス襲撃事件によって、混迷状態になっているボカ対リーベルのコパ・リベルタドーレス決勝2ndレグ。常軌を逸した凶行だったが、スーペルクラシコ経験者からすると驚きではなかったようだ。
そう語ったのは、元アルゼンチン代表GKウーゴ・ガッティ氏。ワールドカップ出場経験もある74歳の彼は、ボカとリーベルの両クラブでプレーしたレジェンドだ。
"Un PRESIDENTE de ARGENTINA me dijo que, hasta que no hubiera SANGRE, el país NO IBA A CAMBIAR". La EXPERIENCIA de #GATTI con los BARRAS BRAVAS en #ElChiringuitoDeMega pic.twitter.com/WgfDNLy3zC
— El Chiringuito TV (@elchiringuitotv) 2018年11月27日
『El chiringuito de Jugones』に出演した同氏は、こんな裏話を明かしていた。
ウーゴ・ガッティ
「彼らは間違いなく待ち伏せしていたね。
バーラ(Barra brava。ウルトラスのようなグループ)だと思う。彼らはアルゼンチンのどんなクラブの監督も操っているからね。
私は1962年にプレーを始めたが、すでにバーラはいた。彼らは食え呑めと求めるだけだが…すでに始まっているんだよ。
悪かった時には我々選手たちのもとに話しにくる。銃を取り出して、それをテーブルに置くと、勝てと要求してきた。
もし勝てなければお前らの子供を誘拐するぞと脅されたよ」
同氏が現役だったのは1960~80年代だが、なかなかハードな話だ…。