ワールドカップ終了後、森保一監督のもと新たなスタートを切った日本代表が2018年の戦いを終えた。
世代交代も見られるなか、年内5試合は4勝1分と無敗。ここでは、新体制のなかで評価を上げた選手たちを取り上げたい。
南野 拓実
ロシア大会前に招集を待望する声はほとんどなかった南野だが、森保体制の発足以来3試合連続ゴールを記録して自らの手で立場を一変させた。
ただもともと柿谷、宇佐美に続く“逸材”として年代別代表のエースを務め、2014年大会に19歳で予備メンバー入りした大器。ハリルホジッチ監督からは冷遇されたものの、本来いるべきところに戻ってきたというのが正確なところだろう。
重圧とは無縁のような精神力、それとは反対に鉛のように“重い”シュートは日本人の選手としては稀有なものがある。この11月はゴールを決められなかったが、アジアカップではきっと大暴れしてくれるはずだ。