『朝鮮日報』は5日、「韓国代表のパウロ・ベント監督は、チャン・ヒョンスの永久追放処分について語った」と報じた。
先日、韓国代表からの永久追放処分を受けたFC東京のDFチャン・ヒョンス。兵役免除の条件として課された奉仕活動義務の報告に虚偽があったとして、懲戒委員会から厳しい制裁が言い渡された。
5日に韓国代表メンバーを招集したパウロ・ベント監督は彼について以下のように話し、とにかくこれまでのプレーに感謝したいと語ったとのこと。
パウロ・ベント
「チャン・ヒョンスについては2~3のことを話したい。
まずは、懲戒委員会が下した決定を受け入れなければならないという点。基本的にはそれに従わなければいけない。
もちろん競技力という点でチャン・ヒョンスの離脱は損失に繋がる。彼が持つ技術、戦術理解度、そして経験でもチームに貢献している。残念だ。
チャン・ヒョンスとはまだ個人的に話をしていないが、これまで見せてくれたプレーに感謝を伝えたい。
彼の今後のキャリアに幸運を祈っている。ミスで制裁を受けることになったが、これからのプロ生活がいいものになってほしい」
「(外国人監督としては理解しがたい?)与えられた環境での結論、特に権限を持つ組織で下した決定には従わなければならない。それを子供の頃から学んできた。
それぞれの国に異なる文化、異なる環境があるものだ。それを十分に認識し、尊重する姿を見せることが正しい。
競技力では大きな損失であることは明らかだ。過去4試合でチャン・ヒョンスが見せた姿が、今後に大きな助けになるだろう。これからは、その後釜になる選手を見つけなければならない」