『Record』など各メディアは5日、「元ブラジル代表FWロナウジーニョは、借金返済が滞ったためパスポートを没収された」と報じた。

かつてPSGやバルセロナ、ミランなどで活躍し、世界最高の選手として名を馳せていたロナウジーニョ氏。

2015年にフルミネンセを退団して引退した後は各国のチャリティーマッチに出場したり、ブランドの広告塔として活動しており、ロシアW杯の開会式でもドラムを叩いていた。

17日にフランクフルトで行われるチャリティーマッチにも『ロナウジーニョと友人たち』というチームの一員として出場する予定になっていたが、それは不可能になったようだ。

ブラジル裁判所は今回、ロナウジーニョとその兄弟が持つパスポートを没収するという判断を下した。

その理由は、ロナウジーニョが自然保護地区での違法建築をしたことで命ぜられた罰金230万ドル(およそ2.6億円)の支払いが滞ったためだとのこと。

そこでブラジル検察庁はロナウジーニョの口座を差し押さえたところ、その残金は5.8ユーロ(およそ750円)しかなかったという。

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