日本の総合スポーツ用品メーカー、Asicsは10月22日、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとアドバイザリースタッフ契約を締結したことを発表した。

契約の内容は、スパイクシューズをはじめとするAsicsのスポーツ用品の使用、商品に対する開発面でのアドバイス、さらには広告やカタログなど各種媒体での宣伝、販売促進活動への協力などなど。

つまり、イニエスタが世界的なスポーツメーカーであるAsicsの“顔”の一人となったのだ。

今回の契約に関してイニエスタは、「私のスポーツマンとしての価値観や信念を体現しているブランドであるチームAsicsの一員になれてとても嬉しく思っています。世界との差を縮めるべく日本のサッカー界に貢献するとともに、人々に大きな感動を与えられるよう取り組んでいきます。そしてこの契約は、それらを実現するための新たな一歩だと信じています」とコメント。

Asicsの尾山基代表取締役会長CEOも、「ファンや市場に大きな影響力を持ち、素晴らしいアスリートでもあるイニエスタ選手と契約できたことはとても嬉しく、胸が高鳴る思いです。イニエスタ選手のピッチ内外での振る舞いは、サッカーという競技の枠を超え、チームAsicsの一員として、当社のブランドメッセージである『I MOVE ME(ワタシを、動かせ。)』を体現するものだと考えています。ユニフォームを作製するなど長年にわたり信頼関係のある『ヴィッセル神戸』とのスポンサーシップとともにイニエスタ選手との契約についても継続していきたいと思います」と、世界的なスター選手との契約の喜びを語った。

契約発表に合わせて披露された動画には、チームAsicsのメンバーであるテニスのノヴァク・ジョコヴィッチや大迫勇也からのメッセージも!

セルビア出身のジョコヴィッチはサッカー好きとして知られており、イニエスタとの“共演”が早くも楽しみである。