ジョゼ・モウリーニョ監督のもとで3年目を迎えたマンチェスター・ユナイテッドが苦しんでいる。
苦境にあるユナイテッドのなかで批判を浴びている選手のひとりが、アレクシス・サンチェス。今年1月にアーセナルから大型トレードで加入したものの、かつてほどのインパクトを見せられないでいる。
そうした中、元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーの発言が話題になっているようだ。
かつてリヴァプールでも活躍した同氏は『Telegraph』のコラムでこう綴ったのだ。
ジェイミー・キャラガー
「マンチェスター・ユナイテッド加入後のアレクシス・サンチェスはこれまでと同じ選手ではないという大方の見方がある。
だが、実際にはこれはやや不正確なものだ。
サンチェスはもうずっとこれまでと同じ選手ではなくなっている。
マンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを着てプレーする彼を見れば見るほど、アーセナルでのひどい晩年はチームが衰えたせいでもモチベーションが無くなったせいでもなかったということを私は確信している。
サンチェスの全盛期は終わったのだ。
マンチェスター・ユナイテッドでのアレクシス・サンチェスは、チェルシーでのフェルナンド・トーレスだ」
2011年1月、当時26歳でリヴァプールからチェルシーに移籍したトーレス。
破格の移籍金に見合うような活躍は見せられなかったが、もはやピークを過ぎていたとキャラガーは考えているようだ。「アレクシス・サンチェスはNEWフェルナンド・トーレスになりうる」と思っているようだが…。
ユナイテッドは今週末に指揮官の古巣であるチェルシーとのビッグマッチが控えている。