中東サウジアラビアで行われたアルゼンチン代表対ブラジル代表のフレンドリーマッチ。
そこで日本人女性ジャーナリストとサウジの女性たちが歴史を作ったと、ブラジルの『Globo』が伝えた。
Fim de tabus: repórter japonesa e mulher saudita fazem história no Brasil x Argentina https://t.co/SgMt95fM9A pic.twitter.com/jRbMRrcEWj
— globoesportecom (@globoesportecom) 2018年10月16日
彼女は兵庫県出身の藤原清美さん。20年に渡ってブラジル代表を取材しており、代表監督や代表選手たちにもよく知られた存在だ。
そんな藤原さんは、サウジアラビアで行われたサッカーの試合を取材した初めての外国人女性記者になったとのこと。
サウジでは今年から女性による車の運転が許可されたほか、女性のスタジアムでのサッカー観戦も解禁された。
ただ、現場はまだ慣れていないようで、藤原さんが他のジャーナリストとともに記者席に残ることに警備員は違和感を覚えていた模様。そのためサウジのサッカー連盟関係者が介入しなければならなかったとのこと。なんでも藤原さんより以前には、3月にサウジの(女性?)レポーターが1人いただけだったそう。
藤原さんは少し怖かったとしつつ「名誉なこと」などと語っていたとのこと。
なお、試合は0-1でブラジルが勝利している。