サウジアラビア1部リーグのアル・イティハドは、「スラヴェン・ビリッチ氏を新たな監督に招聘した」と公式発表した。

スラヴェン・ビリッチは1968年生まれの50歳。2015年にはウェストハムの監督に就任し、一時はディミトリ・パイェットの活躍もあって上位に進出したことで知られる。

昨年成績不振から解任されたあとはフリーの状態が続いていたが、今回サウジアラビアの名門アル・イティハドの指揮官となった。年俸は300万ポンドに設定されているとのこと。

アル・イティハドはAFCチャンピオンズリーグを2連覇した唯一のチームであることでも知られており、サウジアラビアでは屈指のビッグクラブだ。

しかしこのところは財政難に見舞われており、ホセ・ルイス・シエラ監督に率いられた昨季は9位に。これはアル・イティハドにとってサウジリーグ創設以来最も低い順位だった。

そして今季も開幕から3試合連敗と苦戦しており、就任したばかりのラモン・ディアス監督を20日に解任していた。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介