酒井宏樹とともにマルセイユでプレーするフランス代表DFアディル・ラミ。
32歳の彼はイタリアやスペインでもプレーした経験を持つ選手だ。
ミランでは本田圭佑とも同僚だったのだが、当時の指揮官フィリッポ・インザーギを痛烈に揶揄したようだ。『L'Equipe』などによれば、こう述べたという。
アディル・ラミ
「いずれは指導者になりたい。ベンチにいる自分の姿が見えるよ。
自分のキャリアには多くの監督たちがいた。(ルディ・)ガルシア、ブラン、デシャン、エメリ、セードルフ。
彼らの働きぶりを見て、この仕事はまったくもって楽じゃないと思っていたんだ。
だが、フィリッポ・インザーギがやってきた。彼に礼を言わなきゃならないね。
自分でも監督になれると分からせてくれたんだから。もし彼がやれたんなら、誰でもできるさ…」
ピッポは2014年夏にミランのプリマヴェーラからトップの指揮官に昇格。だが、トップでの監督経験がなかったこともあり、1年でチームを去ることになった。
なお、今季からはボローニャを率いており、再び監督としてセリエAに戻ってきている。
ボローニャとミランは12月に対戦するが、インザーギvsガットゥーゾの監督対決も注目されそうだ。