バルセロナとレアル・マドリーがしのぎを削るエル・クラシコ。
そのなかで伝説と言えるのが、2005年11月にサンティアゴ・ベルナベウで行われた一戦だ。
敵地に乗り込んだバルサは0-3で勝利。特に2ゴールを叩き込んだロナウジーニョのパフォーマンスは圧巻だった。宿敵であるレアルサポーターからもスタンディングオベーションが送られたほど。
この当時の秘話を元バルサのエヂミウソンが明かした。『ESPN』によれば、こう述べたという。
エヂミウソン
「ロナウジーニョからはとにかくパスをくれと言われたよ。レアル・マドリーを壊すって。
彼はヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督が好きじゃなかったからね。
ベルナベウでスタンディングオベーションを受けたのはこの試合だった」
「とても誇らしかったね。
自分が知る限り(ロナウジーニョ以外では)マラドーナだけだ。いい思い出さ」
ルシェンブルゴはブラジル人監督で、2004-05シーズン途中(2004年12月)にレアルの監督に就任。
だが、クラシコ惨敗で批判が噴出し、翌月の2005年12月にレアルを去るはめになっている。