『RTVE』は22日、「スペインサッカー選手組合(AFE)は、9月末にリーガ・エスパニョーラをストライキする可能性を示唆した」と報じた。

水曜日に行われたAFEの会合には、セルヒオ・ラモスやセルヒオ・ブスケツなども参加。そこでストライキについての話し合いが行われたという。

彼らが反対しているのは、リーガ・エスパニョーラがグローバルに市場を広げようとして導入してきたいくつかの手法だ。

つまり、アジアの時刻に配慮したスケジュール、試合をアメリカで行うというプロジェクト、そして昨季のサウジアラビア人選手受け入れなどである。

より厳しくなる日程、さらに外国人のみに利益をもたらすようなスケジュールに対し、選手組合は反発をしているということだ。

組合会長を務めているダビド・アガンソ氏は、最終手段として9月末~10月初めにストライキを行うことを辞さない構えを見せたようだ。

ダビド・アガンソ

「我々はいくつかの問題を抱えている。雇用主とともにそれらを変える必要があるし、公に明らかにしていきたい。

全ての選手たちはこれに反対している。彼らは驚いているし、怒っている。彼らは皆AFEとともにある。

我々はお金とビジネスだけで作られたサッカーを見ることに慣れてしまっている。問題はコモンセンスの欠如だ。我々はしばしば普通でないことを受け入れさせられてきた。

スケジュールは日本やアメリカに利益をもたらすもので、サウジアラビア人選手は金を払ってやってくる。普通じゃないよ。必要なことではない」

(金銭的補償での解決は?)

「選手たちは商品ではないのだ。我々はファンのことを考えている。その健康を。そして様々な他のことをね」

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